学校保健委員会を開催しました

2017.11.28

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学校保健委員会を11月21日(火)開催しました。

学校医、学校歯科医、学校薬剤師の先生方やPTAの役員の方々、本校職員が集まり、「食を通して生徒の心身の成長を考える」をテーマに学校保健委員会を行いました。

・食育推進に関する実態調査結果から~

朝食を食べない生徒が中学生では少ないものの高校生では約2割と多く、また、家族と一緒に食べていない生徒が中学生では3割、高校生では半数と家族と異なる生活時間帯で暮らしているようすがわかる。

・日頃の食生活についてのアンケート調査結果から~

勉強や部活、塾に追われながらも活動量に見合った食事を摂り、忙しい中で精いっぱい過ごしている生徒たちが大半ではあるが、生活リズムが整わず食生活が乱れがちであったり、コンビニでの食事が日常化していたり、などバランスの取れた食生活とは言いにくい状況もある。

〇講演「食卓が育む子どもの健康」 本校スクールカウンセラー 内田良介氏

児童相談所での勤務経験などから、子どもの問題が深刻であるほど家族のことが大きくなることが多い。家族療法では、まずは食事を家族で摂る機会を作り、意図的にその場面を設定することがある。食事の場面は家族の姿をそのまま映すところであり、食事を通して家族の在り方や家庭のルールなどを整えていくことが必要である。

・家族の中のルールとして毎日ではなくても意図的に家族がそろって食事をする機会を設ける。

・食事を作ることが難しいならば外食でも大丈夫。

・食事中にテレビやスマートフォンなどの電源を切る。

・家事を分担し親子で一緒に座れる時間を作る。簡単な料理にして親が作る時間を減らして一緒に会話をする時間にあててもよい。

・家族で誕生日や記念日などお祝いをする機会を作る。

・外食をする日、家族で過ごす日、など計画を立てる。

・何でも話せる雰囲気を作る。

食事が家族ばらばらだと子どもの問題が起こりやすい。食事のスケジュールの見直しをすることからまずは取り組んでみてはどうか。

〇指導・助言

(学校医)成長期に朝食を抜いてはいけない。3度の食事だけでは足りないものをおやつで補う必要がある。朝食抜きは成績への影響もあり20%ほど成績が落ちるというデータがある。親が朝食を食べない家庭は子どもも食べないことが多く、朝食抜きは虐待との見方もできる。親とご飯を食べないと会話もなくなり親子の断絶につながる。特に学童期は反抗期とも重なるため親子の気持ちがバラバラになって非行に走りかねない。

(学校歯科医)噛む回数を増やすことがダイエットにつながる。固い食べ物が減り、噛む回数が以前より減ったことが肥満につながっている。時間をかけてよく噛むことで、血糖上昇が満腹中枢に届き、食べ過ぎを防ぐことができる。今よりも意識して1口5回ずつ多く噛むようにするとよい。1口5回くらいしか噛まないので5回増やし10回に。よく1口30回噛むように、と言われるが現実的には難しいのでプラス5回はできるかも。よく噛むことで口腔内の状態をよくすることができ栄養摂取に、また唾液の分泌を促すことでむし歯予防にもつながる。歯科治療の促進もお願いしたい。

(学校薬剤師)以前、朝食は当たり前に食べていた。ご飯とみそ汁と簡単なおかずでよい。みそ汁の塩分で血圧が上昇し目覚め、豆腐などのタンパク質で脳が活動を始める。入試なども朝からあるため朝から頭が冴えている習慣をつけておく必要がある。牛乳もカルシウムが補給でき精神安定の作用もある。和食が無理ならば牛乳だけでも飲むこと。体を維持成長させるために栄養補給が大切。

〇まとめ~ 食事の場を作ることが家族の関係づくりに繋がる。本校は給食がないため中学生からお弁当作りがあり保護者に協力を得ている。自作弁当作りなどで家庭での食事を作る機会を通して家庭と学校と協力をし、さらに食育推進に取り組んでいきたい。朝食を摂らないことが学力にも影響することなどから、さらに食事の大切さについて学ばせていきたい。

八代高校・中学PTA
八代高校同窓会

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