校歌 「道」

歌詞

 

1.
遠く聞ゆるは、八代海の潮音か
心の耳澄ませば強く生きん
一途の道 歩けと囁くがごとし
我が学びの友よ
あこがれと高き望み
胸に抱き永遠に 永遠に進まん
美しきふるさとの 我が学び舎よ
2.
球磨の流れ速く 古城の壕深く沈み
睡蓮の花清らかに 年古し梅は
学び舎の近くにありてかぐわし
我が学びの友よ
あこがれと高き望み
胸に抱き永遠に 永遠に進まん
美しきふるさとの 我が学び舎よ
3.
若きいのちよ 沃野ふく風汝に伝う
世の荒波狂ふとも 真理はくもらじ
常に育て鍛えてぞ 辛苦を超ゆる
我が学びの友よ
あこがれと高き望み
胸に抱き永遠に 永遠に進まん
美しきふるさとの 我が学び舎よ

 

校歌について

校歌は、普通、何々校歌、としか名前はつかないものですが、八代高校の校歌には題がついています。

「道」という題にはどういう思いがこめられているので しょうか。

一番に「一途の道を歩け」とあるように八高生に高い目標を持ち、勉学に励み、努力せよ、と言っているようです。そして目標を達成するためには 様々な辛苦があるかもしれないけれども、迷わず、自分を鍛えて、育て乗り越えよ、と校歌は教えています。

この校歌を歌うことで、先輩から後輩へその精神は 受け継がれ、ひとすじの道となるのです。

作詞者

耕 治人(こう はると)

詩人・小説家。明治39年八代生まれ。
旧制八代中学(現八代高校)にて学ぶ。
「一条の光」「耕治人全詩集」で読売文学賞や芸術選奨文部大臣賞を受賞。

作曲者

林 光(はやし ひかる)

作曲家。専門はクラシック。
劇音楽や映画音楽も手がけている現代日本を代表する作曲家の一人。
NHK大河ドラマのテーマ音楽なども制作。

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