１１月１６日（木）八代高校・八代中学校芸術鑑賞会「雅楽師東儀秀樹レクチャー＆ライブ～悠久の響き～」が行われました。
御登場は、誰もが予想だにしなかった体育館後方から。笙を演奏しながら狩衣姿で現れた東儀さんに、みな圧倒されていました。その後、幅広いジャンルの曲を演奏され、合間には、雅楽の歴史や楽器についてのレクチャー、ピアノの即興演奏、生徒による実演、生き方について考えさせられるトークもありました。幻想的な曲は、うっとりと目を閉じて。軽快な曲は、手拍手したり踊ったりして盛り上がりました。特に、校歌やＪｰＰＯＰをアレンジした演奏には、雅楽でこんなことができるなんてと、みな大いに感動したようです。観覧者一同、雅楽の楽しさや魅力をたくさん感じ取ることができました。東儀秀樹さん、素敵なひとときを本当にありがとうございました。
以下は、生徒の感想から。
「これまで教科書の写真でしか見たことのなかった楽器の音を聞くことができて、とても嬉しかった。」
「笙、篳篥、龍笛の音色はそれぞれに違っていて、天から降り注ぐ音、地上の音、竜の鳴き声、それぞれの美しさを肌で感じることができた。」
「音楽って本当に自由なんだなあ。」
「曲も心に残っていますが、東儀さんの言葉も心に残っています。“目的を作ることが正しいことではない” “人を見た目で判断しない” “言葉には責任がある“ などという言葉です。勉強になることがとても多かった。」
「私も東儀さんのように、周りになんと言われようと、自分の好きなことができる人になりたい。」
